
矯正(小児・成人)
歯列矯正は大人になってからでも遅くない!
白く美しい歯並びは、豊かさの象徴とされます。
歯列や咬み合わせの乱れは、見た目だけでなく身体全体の不調にも影響します。
また、見た目の自信につながるだけでなく、ブラッシングのしやすさから高い予防効果も期待できます。
そのため矯正治療は早期に行うほど、費用対効果が高まります。
成人からでも遅いということはありませんが、お子さんの時期に行う小児矯正を特にお勧めします。
ご自身またはお子さんの歯並びが気になるという方はぜひお気軽にご相談ください。
「マウスピース矯正」の取り扱いもございますので、歯並びの悪さが気になるという方はぜひお気軽にご相談ください。
小児矯正のⅠ期治療とⅡ期治療
矯正治療を始めるタイミングは医院により様々ですが、当院では早めに始めることを推奨しています。
子どもの矯正治療は成長期に顎骨の形を整える「1期治療」。
永久歯が生え揃ってから歯を移動させて歯並びを整える「2期治療」に分けて行います。
永久歯は12歳頃までに生え揃います。
この生え替わりの時期に早めに治療を始めることで、抜歯をしなくてよい、第2期治療を行わなくてすむなどメリットがあります。
早期に開始するほど、最小の治療費でおさまる場合があります。


成人矯正メニュー
メタルブラケット
歯の表面に装着するブラケットが金属でできた、もっとも一般的な矯正装置。丈夫かつ治療期間が比較的短いのがメリットです。ただし、装置が目立つことや、金属アレルギーのリスクがあるといったデメリットがあります。
矯正基本料 40-70万円+税
調整料 2,000〜8,000円+税
治療期間3年 ※個人差があります

クリアブラケット
歯の表面に装着するブラケットに透明な素材を使った矯正装置です。装置が目立ちにくく、金属アレルギーの心配もありません。ただし、矯正が多少劣る点や、費用がメタルブラケットよりも高いといったデメリットがあります。
矯正基本料 45-75万円+税
調整料 2,000〜8,000円+税
治療期間3年 ※個人差があります

マウスピース矯正(スマイルトゥルー)
自分で取り外しができる透明なプラスチックのマウスピースを歯に被せて行います。目立たず、矯正治療をしていると気づかれにくいため、近年人気が出てきました。金属アレルギーの心配もありません。ただし食事、ブラッシングの際にはご自身で取り外したり、汚れたら掃除したりとセルフケアが必要です。就寝中も装着が必要です。
矯正基本料 片顎 8万円+税
矯正基本料 両額 16万円+税
マウピース作成代 15,000円+税×2週毎に交換、月1通院
調整料 2,000円+税
治療期間1〜2年 ※個人差があります

MTM(部分矯正)
前歯のすきっ歯や、一部分だけがデコボコになっているなど、部分的な歯並びの乱れを矯正する治療法です。気になる部分だけを矯正するため、費用や期間を抑えることができます。歯が傾いている場合は、治療の前に歯を起こす処置をする場合もあります。
矯正基本料 10〜30万円+税
調整量 2,000〜8,000円+税
治療期間 半年 ※個人差があります

小児矯正メニュー
プレオルソ
小児の発育段階に合わせて設計されており、歯並びや顎の成長を促進し、悪い習慣(例えば口呼吸)を改善することを目指します。取り外し可能で比較的快適に装着でき、歯並びや咬み合わせの早期改善を目指すため、歯科矯正治療のスタートとして効果的です。
症例に応じて別途料金が発生する場合があります。
10万円+税

クアドヘリクス
奥の歯に金具をつけ、針金を口の内側に装着する装置です。歯の生え変わりの誘導をしたり、歯列の拡大をしたりします。

リンガルアーチ
奥の歯に金具をつけ、針金を口の内側に装着する装置です。歯の生え変わりの誘導をしたり、歯列の拡大をしたりします。

ブラケット
歯に1つ1つ金具をつけワイヤーでつなぎ、細かい歯並びを整えます。「矯正歯科」ときくと、この装置を思い浮かべる方も多いでしょう。ブラケットは歯の1本1本にセメントでつけられています。細かい歯並びの調整を行います。写真は セラミックでできた白いタイプです。このほかに、銀色のメタルブラケットがあります。


歯並びの乱れによる身体のトラブル
不定愁訴(全身のトラブル)
原因のはっきりしない不調の原因が、咬み合わせにある可能性もあります。歯並びの乱れが全身のバランスの乱れにつながり、免疫力や自然治癒力の低下をもたらしているのです。
胃腸障害
咬み合わせが乱れていると、食べ物をよく咬まずに飲み込むクセがついてしまい、胃腸 に負担がかかります。満腹感が得られずに、肥満にも結びつく恐れもあります。
肩こり
不自然な咬み合わせは、顎から首、肩の筋肉に緊張を強いることになります。これが続くと血行障害が起き、首や肩のこりや痛みを誘発します。
頭痛
咬むのに使われる筋肉は、顎から側頭部につながっています。咬み合わせのズレで、この筋肉が緊張し血行が阻害されると、頭痛の原因となることがあります。
耳鳴り
咬み合わせが乱れていると、顎の骨にズレが生じ、下顎が耳の感覚器官を圧迫してしまうことがあります。このために聴覚神経にも影響が出て、耳鳴りを引き起こすことがあります。
むし歯・歯周病
歯並びや咬み合わせが乱れていると、歯ブラシが届きにくい部分ができてしまいます。そこにプラークや歯石が溜まると、むし歯や歯周病になるリスクが高くなります。