top of page
Close%20up%20of%20a%20Dental%20implant%20model._edited.jpg

インプラント

インプラントの手術は口腔外科分野の治療となり、歯を失った方にとっては画期的な治療になります。

しかし患者様お一人お一人の状態が異なるため、治療結果にばらつきが出てしまうことがあります。

そのため当院では歯科専用CTレントゲンでの撮影と、インプラント術前シミュレーションソフトを用いた手術をします。

CT撮影により、取得した患者様の神経や血管の走行、骨密度などの情報が分かります。

シミュレーションソフトでは、最適なインプラントの選択や安全な手術手順が導かれます。

​また、骨量や骨の厚み(幅)がないということでインプラントができないという方むけに骨造成も行なっております。

 

これによりお一人お一人個体差のある患者様に最適な分析と安定した手術が可能になります。

 

当院ではデジタルツールを活用することで患者さまの安全を最大化し、リスクを最小化することに取り組んでいます。

OMI01059_edited.jpg
OMI01005_edited.jpg

インプラントは他の歯を守る治療

インプラント治療は一見外科的な侵襲を伴うため、怖い、痛いイメージが湧くことが多いと思います。

​しかし他の健康な歯にダメージを与えないという点で、非常に優れた治療法であります。

​学会での報告でも、インプラントをした患者様の97%が満足していると報告されています。

​ブリッジ

メリット

  • 保険適応の治療(症状によっては保険適応外となる)

  • 強く噛める

デメリット

  • 失った歯の両隣の健康な歯を削らなくてはならない

  • 土台の歯に負荷が集中し将来的に治療が必要になるケースが多い

  • 美しい見た目にすることが難しい

  • 定期メインテナンスが必要

​インプラント

​ブリッジ

  • 健康な歯を削らなくて良い

  • 見た目が美しい

  • 強く噛める

メリット

  • 保険適応外の治療

  • 定期メインテナンスが必要

入れ歯

メリット

  • 保険適応の治療

  • 自分で手入れが可能

デメリット

  • 健康な歯にフックを引っ掛けるように固定するため、その歯に負荷がかかり将来的に治療が必要となる事例が多く報告されている

  • 美しい見た目にすることが難しい

  • 強く噛むと外れてしまうことがある

  • 慣れるまで口の中で不快な感覚を受けることがある

​インプラント

​ブリッジ

  • 健康な歯にダメージがない

  • 美しくい見た目に仕上げることができる

  • 自分の歯のように強く噛める

  • 口の中で不快な感覚を感じることが少ない

メリット

  • 保険適応外の治療

  • 一度に治療できない場合は複数に分けて手術を受けなければならない

  • 定期メインテナンスが必要

一般的なインプラント治療の流れ

インプラントstep1

歯肉の中にある顎の骨に、インプラント専用の器具でインプラントを埋入するための穴を開けます。

​麻酔が効いているため痛みはありませんが、器具を挿入する際にお口を大きく開けていただく必要があります。

1次手術

インプラントstep2

インプラントが顎の骨に入った後は、1-2ヶ月ほど力が加わらないようにして、インプラントと骨の中でしっかりと固定されることを待ちます。

この期間は下顎に比べ、上顎の方が時間を要します。

免荷期間

インプラントstep3

インプラントがしっかり骨に固定されていることを確認したら、インプラントに上部構造(アバットメント)を装着します。アバットメントは歯を被せる(クラウンの)土台となります。

2次手術

インプラントstep4

アバットメントにしばらくのあいだ仮歯の被せ物をセットし、歯茎の形を整えつつ、噛み合わせの調整などを行います。

仮歯装着

インプラントstep5

​最終的な調整が完了したら、クラウンという綺麗な被せ物を装着して、治療完了となります。

治療完了

22317392_s_edited.jpg

治療が完了した後は、定期的に歯科医院にてメインテナンスを受けてください。メインテナンスを怠ると、せっかく入れたインプラントの周りに炎症が起きたり、細菌感染などで抜け落ちてしまうことがあります。

メインテナンス

インプラントの基本構造

日本国内のインプラント治療で用いられる材料には様々な種類があります。

インプラントは大きく分けて、上部構造(クラウン)、アバットメント(土台)、インプラント体の3つの構造に分かれています。

​このインプラントの構造は世界中でスタンダードな構造で、覚えておくと概算の金額なども想像しやすくなります。

当院で使用するインプラントもこの3構造タイプのインプラントになります。

インプラントの構造.png

インプラント治療の費用

インプラント1本

インプラント体、アバットメント、上部構造(ジルコニア)を含む1本あたりの治療費です。

360,000円+税

インプラント1本

GBR・CGF

CGF(ご自身の血液を採取し、治癒を促進させる成分を凝縮した治療促進の処置)
GBR(骨量が不足している箇所に骨を造成する処置で、CGF処置も含む)

CGF 30,000円+税
GBR 30,000円+税

GBR・CGF

サイナスフロアエレベーション

上顎のインプラントの際に、骨量が不足している場合、上顎洞内に骨量を造成する処置。

30,000円+税

サイナスフロアエレベーション

歯肉形成(審美回復)

歯肉が退縮したり欠損して審美性が失われた場合に行う処置。

30,000円+税

歯肉形成(審美回復)

インプラントオーバーデンチャー(ロケーター着脱)

複数本のインプラントを埋入し、連結した入れ歯型の上部構造を作成します。入れ歯よりも強固に顎に固定でき、ご自身でも着脱が可能です。

インプラント本数に応じて変動します。詳細は医院にてお尋ねください。

インプラントオーバーデンチャー(ロケーター着脱)
OMI01206_edited.jpg

納得いくまで丁寧に説明します

インプラント治療の成功は我々医療スタッフの熟練した技術と知識に加え、患者さまのご理解が重要です。

インプラント治療は非常に満足度の高い治療である調査結果が出ている反面、リスクも伴います。

特に術前の準備、術後の定期検診など患者さまのご理解なくしては実現することが不可能です。

我々医療従事者にとっては、インプラントの長期安定をもたらすことが最大の責任となります。

そのため患者さまが、インプラント治療に対する理解を深めていただくための説明は惜しみません。

​インプラントシミュレーション、レントゲンなど視覚的にも分かりやすい説明を心がけています。

ご納得いただくまで丁寧にご説明しますので、些細なことでもお気軽にお尋ねください。

OMI01113_edited.jpg

FAQ

  • 通院中の歯科医院で、親知らずは別の医院で抜歯してくるよう紹介されました。
    親知らずは「智歯 ちし」「第三大臼歯 だいさんだいきゅうし」と呼ばれ、前歯から数えて8番目にある歯になり、いくつかの種類があります。 「歯茎に埋まっておらず手前の歯と同様まっすぐに生えている」 「神経や太い血管が近くにない場合」 「神経と水平に埋まっていて神経を圧迫している場合」 などさまざまな症例があります。 特に水平埋伏と言われる親知らずは強く痛みが発症し、抜歯も神経を傷つけない熟練の技術を必要とします。 そのため、多くの歯科医院では他のクリニックや大学病院などの紹介を受けることが多いと思いますが、当院では口腔外科出身のため、多くの症例で対応が可能です。
  • 親知らずを抜く費用はいくらですか?
    真っ直ぐ生えている(保険適用の)場合:1,000円〜2,000円程度 斜めに生えている(保険適用の)場合:4,000円〜5,000円程度 自由診療:5,000円〜10,000円程度 上記の他に、CTなどレントゲンの撮影費用や痛み止めのお薬代などが別途発生することがあります。
  • 親知らずを抜歯したら何日休みが必要ですか?
    抜歯後、2〜3日は安静にする必要があります。 抜歯後、日常生活は送れますが、約2〜3日後に、痛みや腫れのピークがきます。 学校や仕事を休むほどではないという方がほとんどです。 安静にすべき期間としては、軽度の抜歯(単純な抜歯)で1~2日程度、中度の抜歯(少し複雑な抜歯)3~5日程度、重度の抜歯(埋伏歯の抜歯など)1週間程度が目安となります。
  • 親知らずを抜いたほうがいいサインは?
    特に下顎の親知らずは歯ぐきの炎症が広範囲に波及しやすいため、顔が大きく腫れたり、口が開けにくくなったりすることもあります。 強い腫れや痛みは日常生活に支障をきたす恐れもあるため、できるだけ早めに抜歯しておいたほうがよいでしょう。
  • 親知らずは一度に何本抜けますか?
    抜歯の手術時間は一般的に、親知らず1本につきおおよそ30分~1時間程度とされています。 そのため4本同時に抜歯することも可能です。 しかし、長時間に及ぶ手術で患者さんの体力が持たないケースや、想定以上に時間がかかる場合もあります。また術後の回復のことも考え大半は1本~2本ずつの抜歯にしておくことが望ましいです。
  • 親知らずを抜いたら小顔になりますか?
    小顔といえるほどの大きな変化はありません。 親知らずを抜くことで、歯を支えていた歯槽骨が減り、筋肉が落ちることで頬がスリムに見える可能性はゼロではないですが、骨を削ったり、脂肪吸引をしない限り、劇的な変化は期待できません。
  • 親知らずは必ず抜かなくてはいけませんか?
    原則親知らずは歯科医院としては抜くことが推奨されていますが、親知らずが問題なく生えている場合や、完全に顎の骨に埋まっていて何も症状がない場合には、抜歯の必要がないと判断されることもあります。
  • 抜歯した当日は絶食ですか?
    抜歯後は、麻酔が切れるまで数時間は食事をとることが難しいですが、麻酔が切れた後は問題ありません。中には麻酔が切れた後も痛みや腫れなどで食事がとりづらい方もいますので、空腹状態で歯科医院に向かうのは避けるようにしましょう。
bottom of page