予防歯科

予防歯科について

予防歯科とは

歯周病を防ぐことで、むし歯も予防できます

予防歯科は、「歯周病の予防」と言い換えることもできます。A.a菌やP.g菌、T.d菌、T

.f菌などの歯周病の原因菌の繁殖を防ぐことで、それぞれ菌種が違うむし歯の予防にもつながります。

歯周病は大人だけがかかるものと思われがちですが、実際は幼児にも軽度の歯周病(歯肉炎)が見受けられます。そのため、子ども、大人を問わず予防に気を配ることが必要です。
※「歯周病」とは炎症が骨部位まで達しているもの、「歯肉炎」とは炎症が歯ぐきで留まっているものと分類されています。

当院における予防歯科の特徴

歯科衛生士が1時間かけて、じっくりと歯をきれいにします

当院では予防歯科により注力しようと考え、診療台を追加し、さらに治療とメンテナンスの予約の時間を分けて診療を行っています。これにより、1時間ほどかけてじっくりと患者さんの歯をきれいにすることが可能となりました。また、むし歯などの治療とメンテナンスを分けてご予約を受け付けているため、患者さんの待ち時間をできる限り短縮しています。

メンテナンスは、専門的な知識と技術を持った歯科衛生士が担当しています。当院では基本的に、同じ歯科衛生士が継続的にその患者さんのメンテナンスを担当するため、患者さんの口の状態をくわしく把握することができ、信頼関係を築いていくこともできます。中には、「歯科衛生士さんに会うのが楽しみです」と言われる患者さんもいらっしゃいます。

歯周病は自覚症状が少ないですが、全身にも影響し治りにくい病気でもあります。そのため、当院では片手間の治療にしない為にも、むし歯等の治療と歯周病治療の予約を分けています。

予防歯科メニュー

ブラッシング指導

生活習慣も踏まえ、きめ細やかにお伝えします

むし歯や歯周病の原因菌を繁殖させないためには、正しいブラッシング方法を知って実践することが大切です。
当院では、歯科医師と歯科衛生士が密に連携して患者さんの病状や治療状況、生活習慣までも共有し、きめ細かなブラッシング指導を行っています。
また、医療の進化と同様にブラッシング法も進化しているのは当然です。その為、歯科衛生士が定期的に講習会やセミナーに参加し、常に最新の技術をご提供できるように心がけています。

フッ素塗布

むし歯を予防する効果があります

フッ素とはハロゲン元子の一種であり、近年では歯磨き粉に含まれていることも多く、歯の表面にコーティングすることで歯を丈夫にします。歯科医院の予防歯科では高濃度のフッ素を歯に塗布し、むし歯の予防効果を高めています。

保険適用外の処置となりますが、当院では比較的安価で受けることができ、頻度も半年に1回で十分です。

「フッ素塗布を行うとむし歯にならない」そう思っていらっしゃる方も多いのですが、あくまでもフッ素塗布はむし歯の発生率を減少させるためのものであり、歯磨きなどのセルフケアを十分に行ってこその処置であることをご理解ください。

シーラント

奥歯の溝を埋めることで、むし歯を防ぎます

シーラントとは、歯ブラシの届きにくい奥歯の溝にプラスチック様のものを埋め込んで滑らかにすることで、むし歯を予防する方法です。

PMTC

細菌が集まった薄い膜を除去します

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)とは、細菌が集まった薄い膜であるバイオフィルムを取り除く方法です。バイオフィルムは通常のブラッシングでは取り除くことはむずかしく、放置しておくとむし歯や歯周病の原因になるため、歯科医院でPMTCを受けることが必要になります。

スケーリング

歯垢や歯石を専用の器具で取り除きます

スケーリングとは、歯垢や歯石を専用の器具で取り除く方法です。
歯垢が硬くなった状態の歯石は、バイオフィルムと同様にブラッシングでは除去できません。
当院では、歯石がついている部位や沈着状況に応じて最適な器具を用い、患者さんのご負担が少ないスケーリングを行っています。
患者さんの希望によっては麻酔をします。

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