検診で来て、痛いところもなく、歯石をとってもらいたいだけなのに、なぜ、レントゲンを撮るのだろう?と思う患者さんも少なくないと思います。それについて簡単に説明させていただきます。お口の中は、人間の体の中で、一番ばい菌の多いところと言われています。そのため、一年たっただけでも隠れ虫歯ができていたり、歯を支える骨が歯周病により吸収していたりします。そのため、当院では1〜2年に一度(お口の状態によって個人差があります)レントゲン検査をお勧めしております。また、レントゲンによって、骨のなかの病巣や、腫瘍などの病気の早期発見にもつながります。お口のなかも、からだの他の部分と一緒で、見た目(視診)だけでは正確な診断をする事は難しいのです。